2012年5月14日月曜日

EXⅢ等寸評 Rカード

・ブラッドマン
 移動は3マス、攻撃・耐久も悪くないので、反射を警戒するのであれば採用の余地がある。
 歩くカードが足りない時に反射無効で補う場合、青なら「アルビノ」か「ダゴン」、黄色なら「ブラッドマン」、赤なら「隼丸」、緑なら「ベロス」「ルーファンEX」、無属性なら「女神」で使い分けが可能になった。

・リビングベア
 配置を消してしまうカードや、「墓場の暗礁」を使うのであれば、都合の良いモンスター。
 重配置デッキで相当役に立つ・・が、移動色が緑というのが難点。
 植物でも、冥弓アルテナと冥槍クロノで冥界軍でも、そうでなくてもその手のデッキではコアラ先生で、緑が余る。
 とりあえず、耐久が低いため、祠の周囲には置かない方が無難かと思われる。

・ルシア
 移動は2だし、攻撃・耐久も低いし、マップチェンジでも泣きを見る。
 現状、実用性は低いが、今後「M・エンプレス」や「ネプチューン」の黄色版が出れば、サポートカードになるし、テレポートデッキならどの色でもとまりやすい。

・ブレイブ
 3マス歩けて18/18、という時点で既に強いと言える。
 本人で戦う場合は、参照の対象が基本値なため、能力はあまり発動してくれない。発動しても、育成したモンスターなので、「亡者の盾」等が採用されがちだし、CPU相手ならほぼ全く役に立たない。
 能力はおまけ程度のものとして、数値を活かした戦闘をするなら、「ケンタウルスヘル」なり「ガルダ」なりの方が良い。
 結論としては、「メガジョー」や「口寄せの儀式」等々で使うことになる。「リンリン」をホルダー時に出して、「威圧のオーラ」や「覚醒」を誘いつつ、「口寄せの儀式」を使って回避、みたいな。

・ラスフィール
 「スフィンクス」に比べて侵略でも使えるが、耐久が少々、移動は大きく遅れを取る。
 育成すれば強いので、「防衛を白札、侵略をモンスター支援」と、役割分担しているデッキでれあれば、相性は良い。ただし、基本耐久値が10しか無いため、防衛に出すなら育成は必須。
 「ナーガ」に比べて、侵略時に高い攻撃値を出せる反面、(「ハコリス」「ヤドカリン」等の)確率が倍にならないため、状況に応じて使い分けが必要。

・スケーニカ
 なんだこれ。「ブルージュエル」や「カリブデス」辺りは、完全に終わった気がする。
 「口寄せの儀式」や「死霊の呼び声」で呼び出すも良し、「メルドダウン」を使うも良し。
支援や配置で耐久だけを上げれば、反射の対策にもなる。

・シーカス
 3マス歩けて、攻撃・耐久ともに低くは無く、能力も良い。新たな青の有力戦闘要員と言って良い。
 ただ、対戦相手が10枚破壊してくる可能性というのが絶対数としては少ないので、ほとんど歩くのに使うことになる。
 これをデッキに入れるのであれば、「破壊の業火」「盗賊の手」「リーン」等で、敵のデッキを意図的に破壊する方が無難。
 運営は白焼き対策のつもりでこのカードを作ったのどうか知らないが、「破壊の業火」で色札を焼く方がこのカードを活かすことができるというのが悲しい。

・ディスタ
 手札にあるだけで良い、という点が強み。
 「巨獣使いエレン」のデッキが更に鬼畜じみたものになる。
 ただ、コイツも能力の対象も重いのが難点。

・ガフク
 「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ」
 「「拳のクリストフ」と「不死鳥天舞」を積んだデッキのサポートカードだ」
 「弱くはないが、敷居は高い。」
 3マス歩けることは嬉しいのだが、攻撃・耐久共に微妙で戦闘勝利時発動、というのは少々厳しい。

・エブリーヌ
 防御的性能では「モービアス」にかなり勝るが、移動と撃破の可能性で遅れを取る。
 3マスならともかく、2マスしか歩けないため、バランスは取れているように思う。
 「アラクノフォビア」と「アイギナ」を積んで回避の判定を2回狙う場合は、サブブロッカーとして採用の価値がある。
 「フィールドアーマ」「天空の装具」「フェルラート」辺りと一緒に採用するのが無難。
 反射無効 + 避け無効で来たら撃沈だが、どちらか片方のみで攻めてきた場合、それなりに分がある。
 ただ、半端な数値では恐らく負けるとは言え、こういう運ゲーじみたカードを増やすのはどうかと思うが・・・。

・プロポジッション
 移動が2で耐久も大して高く無い。
 適当な天然即死持ちに支援を付ける方がマシかと。

・フェルラート
 防衛時の新たなエース。「コレット」の登場でテレポートデッキは更に強くなったように思う。

・マグギラ
 基本値で「ヘルドロイ」に劣るが、デッキが1周しても仕込みがリセットされないのが強み。
 VRでも無いのに、上限60まで育つ。破壊ゆうぐう(←ラテールネタです)。
 「手札を破壊する」という専用のギミックが必要なため、目的と手段が逆転して、育てるのが楽しくなってくる謎のカード。
 このカードを歩くのに使わざるを得なくなっても、「蒼玉文明」を配置しておけば、割と手札のどのカードでも戦える。

・絶望のトビラEX
 このカードの登場で機械デッキの移動は、相当楽になった。
 耐久が12な上に、歩くとなると僅か1マスだが、テレポート時に融通が効く。
 配置狩りのリスクはあるが、配置数を参照するデッキで有効なのは「チャロ」「エイイアン」に同じ。
 ただ、どう見ても「チャロ」と使い分けるカードだし、「コレット」が登場した今となっては、このカードのレアリティをRareにする必要があるのかは疑問。

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